恋愛中毒: 第一回「恋愛体質」

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私は恋愛体質だと思う。自他共に認める恋愛体質。
二十歳前後からずっと、恋愛してない期間はほとんどなかった。常に誰かがいる。いないとダメな気がしていた。ちょっと偏った感覚。こうなってしまったのはいつからだろう。昔の私は、男性恐怖症だった。
今の私しか知らない人からすると、信じがたいだろうけど(笑)

小学生頃に、露出狂など怪しい男に出会う率が高かったのも要因のひとつか。
高校時代~短大時代は電車内で痴漢にも多数遭遇。高校生の時に高校生から痴漢されたこともあった。
なにより、一番多感な思春期に、血縁関係から性的イタズラを受けていたことが大きいのだと思う。
親にも誰にも言えない状況でのこと。そのことを言うことで、まわりの関係性とかが壊れるのを恐れていたからずっと言えずにいた。軽いイタズラな感じでのことだったのかもしれない。最初は冗談だろうと思い込もうとしていたけど、エスカレートしていくうちに、思春期の私にとっては本当に怖くて、気持ちが悪い耐え難い苦痛だった。中学時代は色々と辛いことが重なっていて、それを外に出せずに全て自分の中に抱え込んでいたから、その頃の記憶をかなり封印していたよう。思い出して受け入れようになるまで、消してしまいたい過去だったほど。

これが男性恐怖症というのか、男嫌いなのかはよくわからない。私の場合は、年が近い同世代の男性がダメだった。男性全てが嫌いだったわけではないし、幼稚園の時に初恋も経験したし、小学生の頃だって好きな男の子もいた。実体験での衝撃から、同年代は下心というか性的なことに対する思いがすごいと思っていたから。嫌いというより、怖かったのだと思う。気持ち悪いような。
それでも、年が近い兄がいる環境だったからか、性に関する知識はある程度詳しかったし、女子高時代も友人たちとの下ネタ話も普通にしていたと思う。話とか、現実ではない状態なら何ともなかった。ただ、同年代の男性に側に近寄られると、目を合わすことさえできない状態になった。
そんな私が中学・高校と好意を抱いた男性は、かなり年上の学校の先生。温かさがあって下心などではない、優しくたくましい大人の男性には安心感を覚え、惹かれた。

でも、このままではまともな恋愛もできないんじゃないかと心配になった私。友人たちは皆、普通に同年代の彼氏を作ったり恋愛を楽しんでいたからなおさら。
あんなトラウマのせいで一生恋愛できないなんて冗談じゃない。私だって恋愛はしたい。
意を決した私にとっての男性恐怖症克服が始まった。

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Warak 主宰 棚橋和歌子

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