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024. 花の女王「ローズ」

世界中で多くの人々から愛され、女性たちを虜にするまさに「花の女王」の名にふさわしい花「ローズ、私も大好きなオイルです。

アロマテラピーで使用するローズのエッセンシャルオイルには、オイルの抽出方法と抽出するバラの種類によって2つに分けられます。1つはダマスクスローズから水蒸気蒸留法によって抽出される「ローズ・オットー」、もう1つはキャベジローズから溶剤抽出法で抽出される「ローズ・アブソリュート」。とりわけローズ・オットーはオイルの抽出量が少なく、バラ200本からようやく1滴のオイルが抽出できるという大変貴重で高価なオイルです。
ローズ・アブソリュートには微量ではありますが溶剤抽出法で用いる溶剤が残存してしまうため、医療目的での使用は推奨されませんが、ローズ・オットーとは逆に熱を加えずに抽出できるため、華やかで気高い香りが楽しめます。一方、ローズ・オットーは落ち着いた濃厚な香りで私たちを魅了します。

ローズは古くからさまざまな歴史の場面に登場し、また多くの芸術家を魅了しました。
古代ギリシャでは愛と美・芸術の女神アフロディーテ(ビーナス)の花とされていましたし、聖母マリアの花としても有名で、聖母マリアが登場するさまざまな絵画にバラの花が描かれています。

ローズのエッセンシャルオイルは、私たちのMind(心)・Body(体)・Spirits(魂)全てに働きかけてきます。
また、多くの女性を魅了するその香りのだけでなく効能もまさに女性のためのオイルといえるでしょう。
保湿力にすぐれ肌を柔らかくしっとりと保ってくれますのでドライ肌や敏感肌の方へのクリームやローションに最適のオイルです。心への作用が大変大きく、怒りや不満を解放し、心を穏やかに安定させ、私たちの心を強くしなやかに育んでくれます。また、非常に催淫作用にすぐれ、不眠症の緩和にも役立ってくれます。
また、子宮強壮作用があることから月経不順や生理痛、月経過多症の緩和にも用いられます。

サトル・アロマテラピーとしてのローズは、まさに第4チャクラ(The heart chakra)のためのオイルと言えます。

喪失や失望、虐待などさまざまな理由でひどく傷ついて閉じてしまったハートチャクラを、まるでバラがその蕾を開くように、チャクラを再び開いて、私たちの心を愛で満たしてくれます。

また、クリエイティビティや性を司る第2チャクラ(The sacral chakra)とも関連が深く、肉体的、精神的、高次的なあらゆる「愛」を育みます。ジャスミンと同様に天使が好む香りといわれ、たとえば花や香水など何もないのに一瞬ふっとバラの香りが漂う、それは天使が私たちの近くを横切ったサインだと言われています。

●女性性の目覚めに:ローズの練香
化粧水、クリームなどいろいろなレシピの中どれにしようと迷うくらい何にでも使いたくなるオイルで正直今回どんなレシピにするか迷いました…。そんな中、家でも外出先でも気軽に使え、そのゴージャスな香りに包まれる幸福感を楽しんでほしい、ということで練香をご紹介します。
毎日厳しい環境の中で働く現代女性はとかく女性性と男性性のバランスがくずれ男性性に偏りがち、ローズの香りでご自身の中の女性性を目覚めさせましょう。

<用意するもの>
みつろう・・・3g
ホホバオイル(スイートアーモンドオイルも可)・・・15ml
ローズ・アブソリュート・・・1滴
パチュリ・・・1滴
サンダルウッド・・・2滴

道具:ガラスボウル(小)、湯せん用鍋、竹串orつまようじ、蓋付容器

ガラスボウルにみつろうとホホバオイルを入れ、竹串やつまようじでませながら湯せんで溶かします。
ほぼ溶けきったら湯せんから引き上げ、容器に移し、エッセンシャルオイルを入れてよく混ぜ合わせます。

※湯せんからひきあげたらあっというまに固まり始めますので手早く容器に移してくださいね。