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026. 前に進むエネルギー「ブラックペッパー」

ブラックペッパー(黒胡椒)はインドを原産として古くから調味料・薬草として利用されてきました。交易品として大切に扱われ、古くは金と胡椒が同重量の価値を持って取引される時代もあったほどです。
中世ヨーロッパでも調味料・肉を保存する際の保存料として臭みのある食材の臭い消しとして、その価値は貨幣としても通用するほどに大変珍重されたものでした。

現在でも塩と並んで世界中のさまざまな料理に調味料として利用されていますし、漢方やアーユルヴェーダでは駆風(腸にたまったガスを排出する)や身体を温める作用、解毒作用がある薬草として利用されています。

ブラックペッパーのエッセンシャルオイルは血流を良くして身体を温めてくれますので、貧血やしもやけ、打ち身などの治療に役立ちます。代謝を促す作用があるのでセルライト用のマッサージブレンドにも最適といえます。
また、鎮痛作用により筋肉痛、リューマチ、関節痛など痛みを緩和してくれます。
ほとんどのスパイス系のエッセンシャルオイルがそうであるように、消化器系の不調にもよく、食欲不振や便秘の解消に役立ってくれます。

ブラックペッパー

サトル・アロマテラピーとしてのブラックペッパーですが、メディテーションの最中についウトウト眠くなってしまうことはありませんか?私はよくそのまま昼寝に突入してしまいます・・・。
そんな時はこのブラックペッパーのエッセンシャルオイルを1滴ティッシュペーパーに落として深く香ってから、メディテーションを行ってみてください。頭がすっきりして集中力を養ってくれます。
また、行き詰った状態に陥っている人に「前に進む・動く」エネルギーを与えてくれます。

【しもやけ対策に:ブラックペッパーの手浴・足浴・ハンドクリーム】
例年に比べ特に寒さが厳しい今冬は痛くてかゆいしもやけに悩まされる方も多いのではないでしょうか。血管の細い手足は特にしもやけになりやすい箇所です。
血液の循環を促し、血行を良くしてくれるオイルと一緒に、瘢痕形成作用、抗炎症、かゆみを緩和する作用のあるオイルを合わせて特製クリームを作ってみましょう。

また、外出から帰った後に冷え切ってしまった手足を温める手浴・足浴もあわせてご紹介。
クリームを塗る前の手浴・足浴で効果を高めましょう。

●手浴・足浴
洗面器にやけどしない程度の適温のお湯をはって、ブラックペッパー(2滴)、ジンジャー(1滴)をおとしてよくかき混ぜます。
手もしくは足を入れて5~10分程度つけてください。

●ハンドクリーム

<用意するもの>
みつろう・・・5g
カレンデュラインフューズドオイル・・・30ml

ブラックペッパー・・・4滴
ジンジャー・・・2滴
ジャーマンカモマイル・・・2滴

道具:ガラスボウルなどの耐熱容器、割りばし、湯せん用鍋、蓋付き容器

<作り方>
ガラスボウルにみつろうとホホバオイルを入れ、割りばしでませながら湯せんで溶かします。
ほぼ溶けきったら湯せんから引き上げ、容器に移し、エッセンシャルオイルを入れてよく混ぜ合わせます。

※湯せんからひきあげたらすぐに固まり始めますので手早く容器に移してくださいね。